ayumi to shinjo
緑風窯について
1985 年の築窯から四十年。三代にわたる土と炎の仕事。
yonju-nen no ayumi
四十年の、あゆみ。
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1985年
益子の地に、築窯。
三代目・緑風静香の父が栃木県益子町に窯を築く。益子焼の伝統技法である糠白釉・黒釉を軸に、日常づかいの食器を主とした手作りの工房として歩みはじめる。
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2015年
三代目、継承。
緑風静香が窯を継ぐ。日常の器づくりを続けながら、「土の景色を最大限活かす」を信条とした作家性の強い一点物コレクションの展開をはじめる。
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現在
年二回の登り窯とともに。
春と秋、年二回の登り窯焚成で年間 800 点を焼成。全国百貨店(高島屋・伊勢丹・松屋 等)の巡回展でも器をお届けしている。
koubou to noborigama
工房と、登り窯。
工房では、すべての成型を手轆轤で行います。機械成型は一切使いません。土を練り、挽き、削り、乾かす。同じ形を目指しても、手の仕事はひとつずつ違う表情を残します。
焼成は年に二回、春と秋の登り窯焚成のみ。窯のどこに置かれたか、炎がどう通ったかで、釉の景色は大きく変わります。思いどおりにならないことも含めて、登り窯の仕事だと考えています。
焚成期間(春秋各 1 週間)は工房見学・販売所をお休みし、窯に集中します。
tsuchi to kusuri
糠白と、黒。
ふたつの伝統釉。
緑風窯の器の軸にあるのは、益子焼に受け継がれてきた糠白釉と黒釉です。乳白のやわらかさをもつ糠白、鈍い光を沈めた黒。ふたつの釉は、料理を静かに引き立てます。
釉の垂れ、貫入、窯変。狙って作れないものこそが、その器だけの景色になります。私たちは釉を「塗る」のではなく「委ねる」と考えて仕事をしています。
- 糠白釉
- 乳白色のやわらかな釉。日々の食卓の器に。
- 黒釉
- 深い墨色の釉。料理の色を静かに受けとめる。
mingei no nagare
用の美を、日々の食卓に。
緑風窯は、民藝運動の流れを汲む土物の器づくりを続けてきました。飾るための器ではなく、使われることでいっそう美しくなる器を。湯呑や茶碗のような、暮らしのいちばん近くにあるものをこそ、丁寧に。
「土の景色を、最大限活かす。」
三代目 緑風 静香の信条
この信条は、一点物の花器だけのものではありません。¥2,200 の湯呑にも、同じまなざしを向けています。